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環境保全の仕事 公害防止管理者
環境保全の仕事~社会的な意識の高まりとともに急成長の職業~
現在、日本のみならず地球規模で、温暖化問題や廃棄物問題、自然破壊などの環境問題が浮き彫りになってきました。いま、これらの環境問題を解決し持続可能な社会を作っていくための“環境保全活動”がクローズアップされています。大気汚染・水質汚染・土壌汚染の防止対策や、自然保護など、環境保全にはさまざまな活動があります。これら“環境保全活動”の多くは、ボランティアでまかなわれているのが現状です。そこで“環境保全活動”が、ボランティアではなく、ビジネス―職業―として定着しているものをいくつか調べてみました。
“環境保全活動”には強い倫理性が求められます。“環境保全ビジネス”とは、地球環境や自然を壊す行為を決して許さない正義感と、公害に対する科学的判断力をもって、現在および未来の環境保全のために取り組む仕事なのです。いま“環境保全ビジネス”は、社会的な意識の高まりをうけて、今後ますます需要が増える職業分野として注目されています。
では、ここでは「公害防止管理者」についてご紹介しましょう。
公害防止管理者
◆公害防止管理者の仕事内容
工場からの環境汚染を防止する
製造業、電気供給業、ガス供給業、熱供給業の工場において、汚染・騒音・振動などの公害防止に関する技術的事項を管理します。工場周辺の環境汚染の発生源となりうる装置などを定期的に測定し、そこから出る有害物質や騒音などを規定範囲内よりも低い数値に収めるようにします。また、工場の新設や増設の際には、計画段階から参加して、ばい煙や汚水などをどう処理するかなど検討します。ほかにも、公害問題の窓口として、周辺住民の苦情や問い合わせに対応することもあります。
◆公害防止管理者になるには?
国家資格を取得する
法的に一定規模を満たす工場において「公害防止管理者」を選任することが義務づけられています。この「公害防止管理者」として選任されるには、国家資格を取得する必要があります。「公害防止管理者等国家試験」に合格するか、資格認定講習を受講することで取得できます。工業高校や工業系の専門学校、大学の工学部などを卒業後、企業に入社して、一定の経験を積んでから受験するのが一般的です。この資格には、「大気関係」「水質関係」「騒音・振動関係」「粉じん関係」「ダイオキシン類関係」などの種類があります。なお、受験資格に制限はありません。
◆公害防止管理者の活躍の場
製造業、電気供給業、ガス供給業、熱供給業で、「特定工場における公害防止組織の整備に関する法律」で定められている施設(ばい煙発生施設・特定粉じん発生施設・一般粉じん発生施設・汚水排出施設・騒音発生施設・振動発生施設・ダイオキシン類発生施設)を設置している工場。
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