- 環境の専門学校&スクールガイド
- 環境の用語集
環境の用語集
職業
- 環境カウンセラー
- 環境保全に関する専門的知識や豊富な経験を持ち、環境保全活動を支援する人材として登録された人のこと。市民や市民団体などを対象に、環境問題、環境保全活動、環境関連事業などの企画・運営に関する相談・助言や、環境学習講座の講師をする「市民部門」と、事業者を対象に、環境保全の具体的な対策、環境活動評価プログラムなどに関する相談・助言を行う「事業者部門」に区分される。環境省の行う審査を経て登録される。
- パークレンジャー
- 全国7ブロックの地方環境事務所に所属し、国立公園や野生生物関係の現場管理担当の、自然環境保全に関わる国家公務員のこと。正式名称は自然保護官。国立公園の公園計画の作成や開発行為の審査・指導、希少な野生動植物の保護などさまざまな自然保護関係の業務に携わっている。アメリカの国立公園で働く人々がレンジャーと呼ばれることから、日本でも特に国立公園で働く自然保護官をレンジャー、パークレンジャーと呼んでいる。
条約
- 京都議定書
- 1997年に京都で開かれた、第3回気候変動枠組条約締約国会議(COP3)で採択された議定書。主な内容として、地球温暖化の原因となる温室効果ガス(二酸化炭素、メタンなど全6種類)を1990年を基準に先進国各国別に削減率を定め、削減を義務づけること、また削減目標を達成するために京都メカニズム(排出権取引など)の導入や森林吸収源の算定などを盛り込んでいる。2005年2月に発効された。
- ワシントン条約
- 野生動植物の国際取引がそれらの存続を脅かすことのないよう規制する国際的な法律。正式名称は「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約」。1973年にアメリカのワシントンで採択されたことから、ワシントン条約と呼ばれる。動植物は絶滅のおそれの程度により附属書I-IIIに分けられ、附属書Iの規制対象となるゾウ(象牙)、ウミガメ(ベッコウの材料)、クジラなどの動植物は、原則輸出入できない。
対策
- カーボンオフセット
- 「カーボン」は炭素、「オフセット」は埋め合わせることを意味する言葉。日常生活で排出した二酸化炭素を相殺する(差し引きゼロにする)ために、二酸化炭素の吸収効果のある植林や環境にやさしい自然エネルギーを利用する仕組みのこと。排出者はそのための資金を提供する。日本でもカーボンオフセット募金を行ったり、カーボンオフセットはがき(1枚55円で、このうち5円分を寄付金として活用)を販売したりしている。
- 環境アセスメント
- 空港や道路、ダム、発電所の建設や、大規模な宅地開発など環境に著しい影響を及ぼす恐れのある事業に対し、事前に周辺の環境状況を調査し、環境への影響を評価すること。開発対象地域の自然破壊度や影響を十分に調査し、計画が適しているかどうかを診断し、地域住民の意見を反映したり、問題が発見されれば、計画段階でストップをかけたり内容の見直しをしたりして、公害の発生や自然環境の破壊を未然に防ぐ。
- クールビズ
- 温暖化防止の一環として、夏のオフィスのエアコンの温度を28度に設定し、ノーネクタイ・ノー上着といった軽装化を夏のビジネススタイルとすること。涼しさとかっこよさをかけた「クール(cool)」とビジネスの意味の「ビズ(biz)」を合わせ、涼しく効率的に働ける新しいビジネススタイルの意味が込められている。2005年に環境省によって提唱され、国民的プロジェクト「チーム・マイナス6%」を中心に推進している。
- ゼロエミッション
- 排出された廃棄物(emission)を、他の産業が資源として利用することによって、社会全体の廃棄物をゼロにする、という考え方。1994年に国連大学が提唱した。生産工程での歩留まり(原料の使用量に対する製品の量の比率)を上げて廃棄物の発生量を減らしたり、廃棄物を徹底的にリサイクルしたりする。リサイクルによる資源の有効利用だけでなく、廃棄物処理や発電などに伴って発生する温室効果ガスの削減にも役立つ。
- サマータイム
- 日照時間の長い夏を中心に、時計の針を標準時より1時間早める制度。日の出の早い朝の涼しい時間を1時間早めてエアコンの使用を抑え、日の入りの遅い夕方の照明を控えることで、エネルギーの節約や二酸化炭素の排出削減など、地球温暖化防止に役立つ。また仕事の終了時間が早まるので、余暇の時間ができ、小売店などの売り上げ増加や仕事後の時間を楽しむことができるなどと言われている。現在、世界70カ国で導入されている。
- サーマルリサイクル
- 廃プラスチックを埋め立てるのではなく、焼却した際に発生する熱エネルギーとして回収し再利用すること。清掃工場から発生する排熱を、プールなどの温水の熱源や冷暖房用のエネルギーとして利用したり、ごみ発電やエコセメント(下水汚泥や廃棄物焼却灰などを主原料に含むセメント)などのエネルギー源として用いたりする。また、ごみ焼却による熱エネルギーの有効利用は、化石燃料(石炭・石油など)の使用量抑制にもつながる。
- 3R
- 「リデュース(Reduce=ごみを出さない、減らす)」「リユース(Reuse=再使用する)」「リサイクル(Recycle=再資源化する)」の頭文字をとった言葉で、「ごみをなるべく出さない」「不要品はごみにする前に出来るだけ再使用する」「ごみとなったものは資源として再利用する」という廃棄物処理の優先順位を表す。これで処理できなかったごみは、リサイクルなどで生じた熱の回収をした上で、適正に処理する。
- デポジット制度
- 缶飲料などを販売するに当たって、一定金額を預り金(デポジット)として上乗せして販売し、消費者が空き缶等を返却すると預り金が払い戻される方式。 空き缶などの散乱が防止され、資源回収の回収率が上がり、リサイクルや適正処理が進む有効な制度といわれ、スウェーデンのアルミ缶のデポジット制度やノルウェーの自動車のデポジット制度などがある。日本でもビール瓶やICカード、コインロッカーの鍵などで導入されている。
- 排出権取引
- 環境汚染物質の排出量を減らすため、環境汚染物質の許容排出量を国や自治体、企業などであらかじめ設定し、削減目標を国内で達成できない国や企業が、達成し排出枠に余裕のある国や企業から排出権を買い取る取引のこと。地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出権や、廃棄物の埋め立てに関する排出権などの事例が見られる。日本では2008年に排出量取引制度の試行運用を開始した。
- モニタリング
- 監視・追跡のために行う観測や調査のこと。大気・水質・土壌など生活を取り巻く環境の中の汚染物質を継続的・定期的に監視・測定し、そのデータをもとに環境対策を行う。汚染物質の濃度が高くなれば、健康被害を防止するために注意を呼びかけたり、汚染濃度を低くするための環境施策を実施したりする。
暮らし
- エコカー
- 二酸化炭素や窒素酸化物などの排出量が少ない、燃費のよい車のこと。エンジンとモーターを組み合わせたハイブリッド車、電気自動車、燃料電池車などがある。代表的なハイブリッド車は、世界で初めて発売した量産型のトヨタのプリウスなど。ガソリンエンジンのかわりに燃料電池で水素と酸素を反応させ電気を作り、モーターを回して走るしくみになっていて、燃料電池から出るのは水だけで、二酸化炭素や有害ガスは排出せず音も静か。
- エコバッグ
- 買い物時にもらっているレジ袋を無駄に使わないために、自分で持参する買い物袋(バッグ)のこと。マイバッグとも呼ばれる。現在、日本で1年間に使用されるレジ袋は約300億枚(1人1日約1枚)といわれるが、それをバッグを持参してレジ袋をもらわなければ、レジ袋となる化石燃料の軽減、ごみとして捨てられるレジ袋の減少、ごみを燃やすときに発生する二酸化炭素の削減にもつながる。もっとも身近な環境保護活動の一つ。
- エコポイント
- 環境に配慮した特定の省エネ家電を購入すると、一定のエコポイントが獲得できる特典制度。申請書、領収書、保証書などを提出するとポイントが取得でき、商品券、省エネ・環境配慮製品や全国の地域産品などと交換することができる。地球温暖化対策、経済の活性化、地上デジタル放送対応テレビの普及を主な目的としている。対象となるのは、省エネ性能の高いエアコン、冷蔵庫、地上デジタル放送対応テレビの3品目。
- 森林セラピー
- 森林環境を活用して、健康の回復・維持・増進を図るための取り組み。森林浴などのレクリエーション活動や、医療、リハビリテーション、カウンセリング活動などが行われる。森林がもつ癒しの効果については以前から「森林浴」などとして親しまれてきたが、気持ちがリラックスするだけでなく、実際に身体の免疫力が上がり、血圧が低下するなどの科学的な効果が解明され、心と身体の健康に活かした、一歩進んだ試みとして注目される。
- スローライフ
- 経済的な豊かさを追い求めるあまり、効率やスピードを優先しいつも時間に追われて生活する現代人に対して、周りの豊かな自然を感じながら、ゆったりと楽しんで心豊かに暮らす生き方のこと。速さがすべて良いのではなく、自分の価値観を見つめ直し、自分らしく生活すること。1980年代のイタリアで起こった「スローフード運動」などを背景に、これまでマイナスと見られた「スロー」が新しい価値として登場し、世界中に広がった。
- ネイチャーゲーム
- 五感を使って自然を体験するプログラム。米国のナチュラリスト、ジョセフ・コーネルが1979年に発表した。ゲームを通して自然の不思議や仕組みを学び、自然と自分が一体であることに気づき、その感覚を人と分かち合うことを目的とし、心理状態や学習テーマに合わせて100種類以上のゲームを組み合わせて行う。自然に関する知識がなくても、子どもと大人が一緒になって豊かな自然の持つさまざまな表情を楽しむことができる。
- ロハス
- 健康を重視し、持続可能な社会生活を心がける生活スタイル。Lifestyles Of Health And Sustainabilityの略語で、次世代へ持続される地球環境の保護と、健康で安全なバランスのとれた生活を優先し、人と地球が共存できる生活スタイルのこと、そうした生活を志向する人たちを総称する。日本では2002年以降マスコミに紹介され、一気に注目されるようになった。
施設
- 少年自然の家
- 青少年を自然に親しませ、集団宿泊活動を通じて社会性を養い、心身を鍛えて、健全で情緒豊かな少年の育成を図ることを目的とする社会教育施設。国が設置した「国立少年自然の家」と都道府県が設置したものがあり、山や高原、湖畔、海岸など自然環境の良い場所に設置されている。活動として、自然観察や登山、キャンプ、オリエンテーリング、キャンプファイヤー、野外炊飯、少年団体の合宿などを行う。文部科学省が所管する。
問題
- 地球環境問題
- 人類の将来にとって大きな脅威となる、国境を越えた地球規模の、あるいは地球的視野にたった環境問題。1.地球温暖化、2.オゾン層の破壊、3.熱帯林の減少、4.開発途上国の公害、5.酸性雨、6.砂漠化、7.野生生物種の減少、8.海洋汚染、9.有害廃棄物の越境移動、の9つの現象が挙げられ、その解決のために国際的な取り組みが必要とされる。
- 沈黙の春
- 農薬や殺虫剤などの化学物質による環境汚染について、科学的な調査・研究をもとに世界で初めて本格的に取り上げた本。アメリカのレイチェル・カーソンが執筆し、1962年に出版された。化学物質による野生生物や自然の生態系への影響、人間・地球の未来などを警告し、タイトルには、化学物質を何の規制もなく使い続ければ、地球の汚染が進み、春が来ても小鳥は鳴かず、世界は沈黙に包まれるだろうという意味が込められている。
- 典型七公害
- 公害対策基本法・環境基本法で、企業の生産活動によって、地域住民などに対し相当の範囲に渡って生ずる、1.大気汚染、2.水質汚濁、3.土壌汚染、4.騒音、5.振動、6.地盤沈下、7.悪臭、を公害とし、人の健康や生活環境に関して被害を与えるもの、と定義している。これら7つの公害を典型七公害という。そのほかにも、食品公害、薬品公害、日照公害、電磁波公害なども公害に含まれる。
- ヒートアイランド現象
- 郊外部に比べて都市部の気温が異常に高くなる現象のこと。気温の等値線を引くと、島の形のような高温部が都市部に現れることからこう呼ばれる。アスファルト道路やコンクリートの高層ビルが立ち並ぶ都市部では、多量のエネルギーの消費、自動車の排気ガス、エアコンの利用による排気熱などが、地面にたまって逃げず、また緑地の減少で水分の蒸発による気温低下も妨げられることから、特に夏期に起こりやすい。
その他
- アースデイ
- 4月22日を「アースデイ(地球の日)」とし、環境への関心を行動で表現する日のこと。1970年代にアメリカの市民団体によって始められた。現在でも、世界各地で地球環境問題を考えるイベントが行われている。日本では、NGOなどの市民や企業、自治体の連携により、毎年全国でさまざまな活動が行われ、春の定番環境イベントとして定着している。また、日本に歩行者天国ができるきっかけともなった。
- eco検定
- 環境に対する幅広い知識を持ち、社会の中で率先して環境問題に取り組む人づくりと、環境と経済を両立させた持続可能な社会を目指すための検定。環境社会検定ともいう。2006年度から東京商工会議所が主催し、自然環境、社会・経済との関係、最近の時事問題など幅広い内容から出題される。「eco検定」に合格するとエコピープルと呼ばれ、環境に配慮した生活知識を身に付けることができる。
- 環境標語
- 環境に関する意識を高め、知識を広め、行動を促すために作られた標語。さまざまな運動の告知や啓発が目的であることが多い。学校や職場、地域などで、環境啓発活動の一環として活用されているのが環境標語作りで、語呂がよく、主張を簡潔に表現した標語は、環境活動の意識づけのスローガンとしてちょうどよいため、さまざまな団体による募集、公表、表彰などが行われている。
- 共生
- 本来、生物学用語で、共存する異なる種類の生物の相互作用に関する概念のこと。両者ともに、あるいは一方のみが利益を受ける関係を指し、アリとアブラムシの関係が例に出される。転じて、人間は生態系の一部であり、生存基盤でもある環境を保全していく重要な責任があるとし、快適な環境を守るために、環境と触れ合い、環境への的確な認識を育み、環境に配慮した行動を行い、環境からの恵みを適切に守り育てていく、とする考え方。
コンテンツMENU
携帯電話でいつでもどこでも簡単学校探し! 左のQRコードを読み取って携帯からアクセス!




